航空会社情報の記事一覧

資生堂と日本航空 美食のコラボレーション 東京と4都市を結ぶ 最上級の空のおもてなし

株式会社 資生堂と日本航空株式会社(以下、JAL)は、国内線「JALファーストクラス」導入5周年を記念し、期間限定で、「資生堂パーラー」の朝食とスイーツメニューを初めて機内食として提供します。
対象は、東京(羽田)と4都市(札幌、大阪、福岡、沖縄)を結ぶ国内線ファーストクラスで、朝食メニューは、2012年12月1日(土)から31日(月)までの1ヶ月間、スイーツメニューは2012年12月1日(土)から2013年1月31日(木)までの2ヶ月間の限定で搭乗のお客さまにお楽しみいただきます。prl12112116590100-p1[1].jpg

エアアジア・ジャパン、中部の第2拠点化「ほぼ確定」

エアアジア・ジャパン(JW)は、中部国際空港を第2の拠点空港とする方針を固めた。中部空港と正式な契約には至っていないものの、拠点化はほぼ確定しており、現在は最終調整の段階という。

 JWによると、就航時期は未定だが13年のなるべく早い時期をめざしている。就航路線については、JWは明かさなかったものの、中部空港の広報担当では「国内線と認識している」としつつ、将来的にエアアジア(AK)グループとしてマレーシアなどの国際線就航を期待したいとコメントした。


▽中部のLCC対策、将来的に変化の可能性も

 中部に現在就航するLCCはスカイマーク(BC)とチェジュ航空(7C)の2社に留まっており、国内外のLCCの参入が相次ぎ高い注目を集めている関空や成田とは異なる状況が続いてきた。

 JW以外の日系LCCの動向としても、ピーチ・アビエーション(MM)はCEOの井上慎一氏が「おもろい会社」をめざすと語るなど関西への"地元愛"を明示しているところ。ジェットスター・ジャパン(GK)も、関空を第2拠点として位置づけており、中部については、今後検討する可能性はあるものの、まずは関空での展開に専念するとしている。

 こうした動きの中で、中部空港ではフルサービスキャリア(FSC)とLCCを区別するよりも、オセアニアやパリなど、以前就航していたが運休などで現在は未就航の空白路線の復活に重点を置いて活動している。しかし、今回JWが就航と拠点空港化の方針を固めたことを受けてLCCターミナル新設も検討し始めており、将来的な経営計画が変化する可能性もあるという。

厦門航空がスカイチーム加盟、中華圏4社目

厦門航空(XF)は11月21日、スカイチームに正式加盟した。19社目の加盟航空会社で、大中華圏の航空会社としては4社目となる。XFの加盟により、スカイチームのネットワークに厦門、福州、杭州のハブ空港が加わり、スカイチームでは大中華圏におけるナンバーワンのポジションが強化されると歓迎している。

XFは中国6位の規模の航空会社といい、50都市以上に就航し年間で1500万人を運航。今後も、B787型機の受納とその活用によるネットワークの急速な拡大をめざしており、2014年までに欧州、北米、オーストラレーシア地域への路線を開設する計画という。

デルタ航空、B747-400の改装完了、水平ベッドシートも

デルタ航空(DL)はこのほど、保有する16機のボーイングB747-400型機すべてについて内装の刷新を完了した。これにより、ビジネスクラスではフルフラットシート、エコノミークラスではオンデマンドの個人用オーディオ・ビデオモニターを利用できるようになった。改装後の座席数はビジネス48席、エコノミーコンフォート42席、エコノミー286席。

なお、DLのB747型機は現在成田発のニューヨークやアトランタ、デトロイト、ホノルル、マニラ、台北、中部発のデトロイト、マニラなど、日本発着の太平洋、アジア方面の路線に主に使用しているところ。2013年6月には成田/シアトル線に導入予定だimg50a9e2c41ee8e[1].jpg

エールフランス、パリ郊外にエンジン運転試験設備を新設

フランス・パリ郊外ロワシー・アン・フランスのシャルル・ド・ゴール国際空港近くにエールフランスのエンジン運転試験設備(エンジンテストセル)「Zephyr」が新設され、15日に開業式が行われた。

 この設備では1年間に、米ボーイングのB777型機に搭載されている米ゼネラル・エレクトリック製GE90-94などの大型エンジン100基以上を含む約300基のエンジンの運転試験を行う。

 エールフランスは声明で「当社はフランス国内のメンテナンス施設の近代化や新インフラの建設にこの10年間で約3億5000万ユーロ(約360億円)を投資してきた。これによってエールフランスは世界の航空会社として初めて、GE90-94とGE90-115エンジンのフルメンテナンスを他の航空会社に提供できるようになった」としている。©AFP

デルタの羽田/シアトル線が暫定承認、13年3月の就航計画

米国運輸省(DOT)は11月15日(現地時間)、デルタ航空(DL)が羽田/デトロイト線の発着枠を羽田/シアトル線に振り替えることを暫定的に承認した。これはDLが7月30日にDOTに申請したもので、アメリカン航空(AA)、ユナイテッド航空(UA)、ハワイアン航空(HA)もそれぞれ別路線を代替案として申請したが、DOTはDLのシアトル線が「最も米国の公益に資する」と判断した。

 DLでは、2013年3月からボーイングB767-300ER型機で就航する計画を発表。また、既存の成田/シアトル線についても2013年6月からB747-300ER型機に大型化する予定としている。

 もともと、羽田空港の米国線は日米双方の航空会社に1日4便ずつ認められており、米国側では合計11路線が申請された中から2010年7月にDLのロサンゼルス線とデトロイト線、AAのニューヨーク線、HAのホノルル線が選択された。

 今回、DLがデトロイトからシアトルへの振り替えを求めたのは、羽田空港で長距離線の発着が深夜早朝時間帯に限定される中で、東海岸のデトロイト線が需要を思うように取り込めなかったためで、シアトルは羽田線のない都市で最大の需要が望めると主張。これに対して、AAはロサンゼルス、UAはサンフランシスコ、HAはコナへの路線の方がDLのシアトル線よりも公益性が高いと訴えていた。


原油価格高騰のあおりを受け、日系航空会社・アメリカ系航空会社・欧州系航空会社 アジア系航空会社の全方面で「燃油サーチャージ」が上がります。

今回は日系航空会社2社の「欧米間・燃油サーチャージ」は「片道・5,000円 往復・10,000円」の値上げが予定されています。

12月以降に渡航予定があり、スケジュールがすでにお決まりのお客様は、11月中の航空券「予約・発券」をお勧めします。

なお、日本航空&全日空の日本発着便燃油サーチャージ値上げ金額、及び値上げが予定されています航空会社は下記になります。

 

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日本航空&全日空の日本発着便燃油サーチャージ及び値上げ金額

日本=欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア 26,000円 片道5,000円アップ
日本=ハワイ・インド・インドネシア 16,500 片道3,000円アップ
日本=タイ・シンガポール・ミャンマー 13,000 片道2,500円アップ
日本=ベトナム・サイパン・グアム・フィリピン 8,000 片道1,500円アップ
日本=香港・台湾・マカオ 6,500 片道1,000円アップ
日本=中国 6,500 片道1,000円アップ

日本=韓国

2,500 片道500円アップ

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燃油サーチャージが上がる航空会社

日系:日本航空 全日空

米系:アメリカン航空 エアカナダ デルタ航空 ユナイテッド航空 ハワイアン航空

豪州系:ニュージーランド航空 カンタス航空 ジェットスター

欧州系:エールフランス KLMオランダ航空 ルフトハンザドイツ航空 アリタリア航空 トルコ航空

アジア系:エバー航空 中国国際航空 中華航空(チャイナエアライン) キャセイパシフィック航空

      大韓航空 マレーシア航空 アシアナ航空 フィリピン航空 タイ国際航空 スリランカ航空

      ベトナム航空 深セン航空 

大韓航空、ヤンゴン線の座席増、大型化と増便で

 大韓航空(KE)は、仁川/ヤンゴン線の座席供給量を拡大する。11月15日には使用機材を現行のボーイングB737-800型機からエアバスA330-300型機に変更。これにより座席数はビジネス12席、エコノミー126席からファースト6席、ビジネスクラス18席、エコノミー252席に増加する。

 また、12月21日には運航頻度を週4便からデイリーに増便する。KEでは、日本発着便の多くと同日乗継が可能であることから、日本でも注目の高まっているミャンマーへの渡航需要を取り込んでいく考えだ。

マレーシア航空、ワンワールドに加盟、13年2月1日から

マレーシア航空(MH)は2013年2月1日、ワンワールド・アライアンスに正式加盟する。MHは1947年に運航を開始し、ワンワールドのハブ空港である香港、ヒースロー、ロサンゼルス、シドニー、成田、羽田をはじめ、約30ヶ国60以上の都市に就航。機材はエアバスA380型機を含む88機を有し、1日250便以上を運航している。2011年度は約1300万人の旅客を輸送し、収入規模は45億米ドルにのぼるという。

 MHの加盟により、ワンワールドの路線網にブルネイと14都市が追加。就航地は156ヶ国840都市に拡大する。約2500機で1日あたりおよそ9000便を運航し、旅客数は年間約3億4000万人、総収入は約1100億米ドル規模になる見込みだ。

 なお、現在ワンワールドでは、スリランカ航空(UL)が13年後半に、カタール航空(QR)が13年後半から14年早期に正式加盟することで合意しており、2社を加えると、ワンワールドの路線網は159ヶ国、856都市に拡大することとなる。

全日空、燃油サーチャージ値上げ、12月以降の発券分

全日空(NH)は、12月1日以降の発券分について、燃油サーチャージの値上げを国土交通省に申請した。8月と9月のケロシン平均価格が1バレルあたり130.89米ドルとなったためで、すでに値上げを発表している日本航空(JL)と同額としている。詳細は下記の通り。


▽JL、燃油サーチャージ改定(路線:改定後/現行)
日本/韓国:2500円/2000円
日本/中国、香港、台湾、マカオ:6500円/5500円
日本/ベトナム、フィリピン、グアム、サイパン:8000円/6500円
日本/タイ、シンガポール、ミャンマー:1万3000円/1万500円
日本/ハワイ、インド、インドネシア:1万6500円/1万3500円
日本/欧州、北米(ハワイ除く)、中東、オセアニア:2万6000円/2万1000円