トピックスの記事一覧

搭乗席を無償アップグレードしてもらうコツは?乗務員調査結果

【5月24日 Relaxnews】飛行機に乗る際に座席のクラスを無償アップグレードしてもらうコツは、マイレージサービスのポイントをためること、ビシッととしたスーツを着用すること、非の打ちどころのないマナーを身につけること、そして手足の骨を1?2本骨折していること――。こんな結果が、旅行関連サイト「スカイスキャナー(Skyscanner)」が客室乗務員700人を対象に実施した調査で明らかになった。
調査では、乗務員の61%がエコノミーチケットの乗客の座席を上級クラスにアップグレードしたことがあると答えた。

「アップグレードしてもらえる可能性が最も高いのはどんな乗客か」との問いには、「身なりの整った30代の1人旅の男性」と答えた人が最も多かった。一方、最も可能性が低いのは「女性ばかりの団体旅行客」で、独身最後の旅を楽しむ女性グループや、挑発的で露出の高い服を着た10代後半の若い女性たちなどが例に挙げられた。

また、乗務員の約4分の3が、1人旅で地位が高く、マイルがたまったカードを誇らしげに見せる乗客を歓迎する傾向があると答えた。

もう1つ、無償アップグレードを受けられる可能性がぐっと高まる要因がある。「骨折」だ。乗務員たちは、骨折している乗客には同情してしまうらしく、回答者の約3分の2が「アップグレードしてあげる可能性が高い」と答えている。

調査では乗務員たちが、昔ながらのマナーの良さを好ましく思っていることも明らかになった。©Relaxnews/AFPBB News

バーチャルなカナダ旅行、グーグルが提供へ

 

ロッキー山脈(Rocky Mountains)や環太平洋地域(Pacific Rim)の青々とした温帯雨林、そして北東部沿岸諸州の海岸といったカナダの景色を一望してみたいと願うアームチェアトラベラー(旅行ガイドやテレビ番組を見て旅行に行った気分を味わう人)に朗報だ──。カナダの公園当局と米検索大手グーグル(Google)のタッグにより、マウスのクリックだけで国内の自然公園を楽しむことができるようになる。

 カナダの国立公園を管理する公園管理局「パークスカナダ(Parks Canada)」はこのほど、グーグルと契約を結び、同社の「グーグルマップ(Google Maps)」や「ストリートビュー(Street View)」といったサービスを通じて、国内各地のランドマーク、国立公園のほか、文化的および地理的に見どころのある、さまざまな景色を360度のパノラマ写真で世界各国の「バーチャル・トラベラー」たちに提供する。

 この新たなサービスは、ネットを通じてカナダ観光を楽しめるようにするとともに、実際にカナダ旅行を計画する際に利用できるツールとしての側面も併せ持つ。グーグルマップのチームは今後数か月間をかけて、国内各地の国立公園でストリートビューの画像を収集する予定だ

「太った乗客には追加料金を」、ノルウェー経済学者説に波紋

「太った乗客には航空券代に追加料金を課すべき」としたノルウェーの経済学者の主張が、世界的な議論を呼んでいる。

■「重ければ燃料費がかかる」

 機体の重量が増すほど、さらに燃料を要する。支出の多くを燃料費が占める航空各社にとって、「重さ」は現在進行形の問題だ。

 すでに数社の航空会社が、座席左右の肘掛けの間に体が収まりきらない乗客に対し、もう1席分を購入するよう求めて批判を浴びているが、こうした状況を背景に発表されたノルウェーのソグン・オ・フィヨラーネ大学(Sogn og Fjordane University College)のバラト・P・バッタ(Bharat P. Bhatta)氏の論文が物議を醸した。

 学会誌「Journal of Revenue and Pricing Management(収入と価格設定管理)」に掲載されたバッタ氏の論文は、経営に苦慮する航空業界の救済策として「体重に応じて支払う方式」を提唱する内容だ。

 英誌エコノミスト(Economist)の引用によれば、バッタ氏は機体の重量が1キロ減るごとに3000ドル(約28万円)相当の燃料が節約できると計算。許容量をオーバーした超過手荷物には追加料金をとっているのだから、体重の「超過分」にも料金を課してはどうかという主張だ。

 体重に基づく航空料金の課金方法としてバッタ氏は、体重1キロごとに課金する方法、太った乗客には一定の追加料金を課し体重が軽い乗客には割引する方法、体重によって料金を「高額」「一般」「低額」の3グループに分ける方法の三つを挙げている。

 ただし「体重に応じて支払う方式」は、体重が重い人たちへの差別と捉えられる可能性があることもバッタ氏は認めている。

■航空会社も苦肉の策

 航空業界と体重をめぐる問題では2011年、米サウスウエスト航空(Southwest Airlines)の地上スタッフが、体重が100キロを超えていた女性乗客に「搭乗させるには太り過ぎている」として、座席をもう1席分購入するよう求めたことから、同航空は危機的なイメージダウンを被った。

 一方、仏エールフランス(Air France)は「体重が多い乗客」に対し、25%の割引料金でエコノミー席の2席目を購入するよう求めている。この場合、離陸後に1席でも空席があれば2席目分の代金は全額払い戻すという。(

機内で無重力を体験、欧州で初の一般向けサービス

宇宙飛行士でも科学者でもない一般の人たちが15日、エアバス(Airbus)機に乗り込み、無重力を体験した。米国とロシアに続き、欧州では初の試みとなったこの「フライト」、2014年末までの搭乗券の価格は6000ユーロ(約75万円)で、すでに売り切れている。

無重力状態を体験できるように改造された「A330 Zero-G」機は放物線飛行が可能で、宇宙飛行士たちは機内で、無重力で任務を遂行するための訓練を積むことができる(2013年3月15日撮影)。©AFP/MEHDI FEDOUACH

 

 

新築施設でくつろぐパンダ、シンガポールの「リバーサファリ」

シンガポールでオープンに向けて準備中の河川をテーマにしたサファリパーク「リバーサファリ(River Safari)」で29日、中国からシンガポールに貸与されたジャイアントパンダの「凱凱(カイカイ、Kai Kai)」と「嘉嘉(ジアジア、Jia Jia)」が報道陣に公開された。

2頭のパンダは、サファリパークやシンガポール動物園(Singapore Zoo)、ナイトサファリ(Night Safari)を運営するワイルドライフ・リザーブ・シンガポール(Wildlife Reserve Singapore、WRS)に中国から10年間貸与されている。WRSは、690万ドル(約5億5000万円)を投じてパンダ2頭のために1500平方メートルの専用施設をリバーサファリ内に建設した。11月29日には、一般向けにパンダの特別プレビューが行われる。

エアバスA350 XWB、最初の主翼がトゥールーズ到着

エアバスは現地時間9月4日、開発中の次世代中型機A350 XWBの最初の主翼が仏トゥールーズの最終組立ラインに到着したと発表した。新型機が型式証明を取得するために地上で行う静的構造試験に使用される。

仏トゥールーズの最終組立ラインに到着したA350 XWBの最初の主翼=12年9月 PHOTO: H. Gousse, em company/Airbus

 A350 XWBの主翼カバーは、炭素繊維複合材料から製造された単体の民間機用部品としては最大のもので、長さ32メートル、幅6メートル。エアバスでは主翼の高度な構造設計と優れた空力特性が、A350 XWBの燃費25%向上に貢献するとしている。A350 XWBを含むすべてのエアバス機の主翼は英ブロートンの工場で製造されている。

 A350 XWBの標準座席数は、A350-800が270席、A350-900が314席、A350-1000が350席で計画が進められている。

エジプトの少年、空港のセキュリティーかわしこっそり搭乗

エジプト・カイロ(Cairo)の国際空港で、10歳の少年が保安検査場をこっそりと通り抜け、バーレーン行きの飛行機に搭乗するという事件があった。空港関係者が23日、明らかにした。

 少年が搭乗したのはマナマ(Manama)行きの航空機。離陸前にガルフ航空(Gulf Air)の客室乗務員が気づき、少年は捕らえられたという。

 少年の家は空港のそばだった。警察に引き渡された少年は、動機について「飛行機を真近で見たかった」と話しているという。父親も警察に呼び出されたものの、今後何らかの法的な罰則が科せられるのかは不明だ。

祇園祭 10日から交通規制

祇園祭 10日から交通規制

祇園祭に伴い、京都府警は鉾建ての始まる10日から巡行翌日の18日にかけて、京都市中京区と下京区の四条通周辺で交通規制を行う=図参照。

 四条通や烏丸通の歩行者用道路(歩行者天国)は、宵々々山の14日から宵山の16日までの3日間で、時間は午後6?11時。四条通は東大路(14日は河原町)?堀川間、烏丸通は御池?高辻間が歩行者天国になる。

 府警は雑踏事故を防ぐため、長刀鉾前の四条通はコーン標識を設置して歩行者に左側通行を徹底させる。今年から室町通(蛸薬師?四条)は歩行者を北行一方通行、新町通(蛸薬師?仏光寺)は南行一方通行にする。両通では露店の出店を道路片側だけにし、歩行者の滞留を防ぐ。

 府警は14?17日、警察官延べ約3450人で警備を行う。交通規制情報は府警ホームページで紹介している。山鉾町周辺の主な交通規制は次の通り。いずれも18日までの終日。

京の今昔、一目で 地図"合成"立命大教授ネット公開

京都市明細図オーバーレイマップ

昭和初期から戦後にかけての京都市内の街並みを細かく記録した地図「京都市明細図」を、立命館大の矢野桂司教授(人文地理学)の研究室がデジタル化し、現代の地図に重ね合わせてインターネット上で公開している。100年近く前の街の様子と今が一目で比較でき、京都観光や街歩きに活用できるという。

 京都市明細図は1927(昭和2)年当時の市中心部の建物区画が記載されている。保険会社で作る「大日本聯(れん)合火災保険協会」が火災保険の保険料率算定のために作成した。商店1軒ごとの取扱商品が戦後に加筆されている。2010年10月に府立総合資料館で見つかった。

 縦40センチ、横55センチの厚紙286枚の明細図を矢野教授の研究室がデジタル化し、ゆがみを補正して現代の地図に重ねた。

 明細図では錦市場などの中心市街地で「乾物」「魚」など商店ごとの細かい記載があり、現在の店舗との比較が楽しめる。戦中の建物疎開で拡張される前の堀川通、五条通沿いの家並みや、戦後に占領軍が銀行支店を接収して図書館に転用するなどしていた様子も分かる。

 矢野教授は「今後は明細図にある商店の取扱商品を業種ごとに色分けできる機能を加え、街の変化を多面的に楽しめる素材にしたい」と話す。

 同資料館のホームページから見ることができる。明細図の濃淡を調整でき、現代の地図を立体の写真に切り替える機能もある。スマートフォン(多機能携帯電話)で専用のアプリケーションを使えば今いる地点の明細図を表示できる機能を今月中に加える予定。

11年のパスポート発行数は5.3%減の396万冊 29歳以下の発行数は増加

外務省によると、2011年通年の一般旅券発行数は前年比5.3%減の396万1382冊となった。震災の影響で、4月の発行数が前年を大きく下回ったが、8月以降は前年並みの発行数に回復してきていた。

 2011年の一般旅券発行数のうち、5年旅券発行数は3.6%増の5万3747冊、10年旅券発行数は10.3%減の27万7821冊であった。また、10年旅券の占める割合は、2010年の約64%から約61%に減少した。さらに、0歳から29歳までの若い世代の旅券発行件数が増加していることが特徴だ。

 都道府県別にみると、プラス推移したのは富山、佐賀、大分、宮崎、鹿児島、沖縄のみで、中でも沖縄が7.7%増と最も高く伸び、3万4212冊となった。一方、マイナス推移したうち、減少幅が最も大きかったのは福島で15.9%減の3万3955冊となった。また、発行数でみると、最も多かったのは東京で5.7%減の63万3272冊、次いで神奈川で6.7%減の38万2067冊、次いで大阪の5.1%減の30万9902冊であった。

 また、年代別では19歳以下が11.1%増の80万180冊、20歳から29歳までが2.2%増の85万2339冊と前年を上回ったものの、それ以外は減少した。性別で見ると、女性が3.8%減の210万1023冊、男性も7.0%減の186万359冊といずれも減少した。

 なお、2006年から3月から発行を開始したIC旅券は、2011年末時点では現在有効な旅券のうち約80%にあたる。

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