イラクで自爆テロ 60人以上死亡 「イスラム国」が犯行声明 / 2016年3月 7日

 イラク中部で6日、警察の検問所に大型トラックが突っ込んで爆発する自爆テロがあり、これまでに少なくとも60人が死亡した。

 6日昼すぎ、首都バグダッドから、南におよそ100km離れた都市ヒッラーで、警察の検問所に爆弾を積んだ大型トラックが突っ込み、爆発した。
 
この爆発で、警察官や民間人など、少なくとも60人が死亡、70人以上がけがをしたという。テロのあと、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出している。

 ヒッラーは、イスラム教シーア派の住民が多く住む地域で、当時、検問所には、市民が車の列を作って並んでいたという。