ジャカルタ襲撃、ISが犯行声明 有志連合の市民標的と主張 / 2016年1月15日

 インドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)で14日に起きた自爆攻撃と銃撃について、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。事件では外国人を含む市民2人が死亡、20人が負傷している。

 現場は商店や大使館、国連(UN)関連事務所などが集まっている地区で、爆発は米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)でも発生。インドネシアのジョコ・ウィドド(Joko Widodo)大統領は事件を「テロ行為」と断じた。

 犯行声明を出したISは、事件は「ISの兵士ら」による犯行で、米主導の対IS有志国連合を指す「十字軍連合」の市民らが集まっている場所を標的にしたと主張している。

 ジャカルタ警察は、事件の実行犯はシリアのISとつながりのある組織で、ISに加わったと考えられているインドネシア人過激派のバフルン・ナイム(Bahrum Naim)容疑者が計画に関与した可能性があるとみている。

 インドネシアをはじめとする東南アジアのイスラム諸国では、中東で戦闘を繰り広げている過激派組織が自国に戦闘員を送り込んでいるのではないかという懸念が生じており、今回のISによる襲撃事件はこれらの国々を震撼(しんかん)させるだろう。