余暇市場は2年連続拡大、観光・行楽は5%増?15年レジャー白書 / 2015年8月17日

日本生産性本部の余暇創研がこのほど取りまとめた「レジャー白書2015」によると、2014年の余暇市場は
前年比0.6%増の72兆9230億円となり、2年連続の伸びを示した。市場規模が突出して大きい、パチンコと
パチスロを除いた伸び率は2.0%増。特に「観光・行楽部門」が5.0%増と、
前年の4.0%増を上回る伸びを示し、市場の伸びを牽引した。

 「レジャー白書2015」は15年1月に実施したインターネット調査などをもとに、国内における余暇の実態を
需給双方の視点からとりまとめたもの。調査対象は全国の15歳から79歳までの男女で、
3325人から回答を得た。

 参加人口が最も多かったのは避暑、避寒、温泉などの「国内観光旅行」で、5400万人に上り4年連続の首位。
以下は日常的なものを除く「外食」が5000万人、娯楽としての「読書」が4990万人となり、
それぞれ昨年から順位を1つずつ上げた。ドライブは4870万人で、昨年の2位から4位に後退した。

 今回の白書では「特別レポート」として、「国内旅行のゆくえと余暇」を掲載。国内観光旅行に焦点を当て、
希望の行先、旅行のテーマ、余暇活動との関係などについて聞いている。その結果、「実際に旅行した行先」として
回答が最も多かったのは26.4%の東京だったが、「希望する行先」として回答が多かったのは58.5%の北海道、
48.5%の沖縄、40.1%の滋賀・京都などで、東京は25.3%にとどまるなど、希望と現実との間にはギャップが見られた。

 そのほか、海外旅行、国内旅行、帰省旅行以外の余暇活動参加者に対して、14年に特定の活動に
参加するために宿泊を伴う旅行をしたか否かを調査。その結果、スキー客の49.7%やゴルフ客の34.3%などに
加えて、コンサートやスポーツの観客も15%以上が宿泊を伴う旅行で参加していることが明らかになった。