オランダ首都で大規模停電、空港まひなど混乱 / 2015年3月27日

オランダの首都アムステルダム(Amsterdam)と周辺地域で27日、大規模な停電があり、スキポール(Schiphol)空港では離着陸全便が停止するなど混乱が発生している。同空港の広報担当者が語った。

?スキポール空港のイング・ファンレイン(Inge van Rijn)氏はAFPに「現在は非常用電源を使っている。スキポールの全ての離着陸便は停止されたか、別の空港に変更された」と語った。

?オランダメディアによると、航空便はベルギーやドイツの空港に変更され、アムステルダム市内の路面電車や鉄道にも大きな障害が出ている。また、アムステルダムを含む人口過密な北ホラント(North Holland)州各地の病院でも非常用電源が使われているという。

?オランダの国営送電線事業者テネット(TenneT)の広報担当者によると、大規模停電が発生したのは27日午前9時45分(日本時間同日午後5時45分)ごろ。アムステルダム南東部のディーメン(Diemen)にある変電所で作業中に起きた。