米東海岸大荒れハロウィーン、大雪で3人死亡 300万世帯停電 / 2011年10月31日

米東海岸大荒れハロウィーン、大雪で3人死亡 300万世帯停電

米北東部で異例の大雪、11人が死亡

米北東部は30日、異例の10月の大雪に見舞われ、3人が死亡、マサチューセッツ(Massachusetts)州を中心に300万世帯で停電が起きた。ワシントンD.C.(Washington D.C.)からボストン(Boston)にかけて空と陸の交通に大きな影響が出ている。

米国立測候所(National Weather ServiceNWS)は「非常に危険な状態」と警告。各州でも非常事態宣言を出した。

マサチューセッツ州では、帯電ガードレールに触れた男性が感電死。コネチカット(Connecticut)州でオートバイの男性が凍結した道路でスリップ事故で死亡し、ペンシルベニア(Pennsylvania)州でも自宅で倒れた木の下敷きになった男性が死亡した。

31日のハロウィーンを控え、ニューハンプシャー(New Hampshire)州ジャフリー(Jaffrey)では積雪78センチを記録。1869年に観測を開始して以来、一度も10月の降雪がなかったニューヨーク(New York)のセントラルパーク(Central Park)も7センチを超す積雪で一面の雪景色となった