BA、関空/ロンドン線を20年ぶりに再開、19年3月末から週4便 / 2018年10月 1日

 ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は2019年3月31日から、関空/ロンドン線を週4便で運航する。関空発は4月1日からで、通年での運航を予定する。BAは1998年10月まで同路線を運航しており、再開は約20年ぶりで、関係国政府政府認可が条件となる。

 関空/ロンドン間は日本航空(JL)が2009年3月まで運航していたところ。JLによれば、BAの関空線とはコードシェアを実施する予定で、9月25日からコードシェア便の予約・販売を開始した。

 関西エアポートによれば、9月25日に関空で開催した記者会見で、BAは「アウトバウンド・インバウンドともに需要が見込める魅力的な路線」であることから就航を決定したと説明したという。

 関西エアポートによれば、ロンドンは金融の中心地であり、多くの関西企業が進出しているほか、観光地としても魅力が高いことからアウトバウンド需要が見込める。一方、英国からの訪日外客数は17年で6.2%増の31万499人と好調で、19年のラグビーW杯やG20大阪サミット、21年のワールドマスターズゲームズ関西など、大型イベントが予定されており、英国を始めとした欧州からの訪日需要に期待がかかるとしている。

 使用機材はB787-8型機で、ビジネスクラス35席、プレミアムエコノミークラス25席、エコノミークラス154席の計214席。運航スケジュールは以下の通り。

▽BA 関空/ロンドン線運航スケジュール(3月31日?)
BA019便 LHR 14時20分発/KIX 09時50分着※翌日(月・水・金・日)
BA020便 KIX 11時30分発/LHR 15時50分着(月・火・木・土)
※KIX発は4月1日から