成田、3タミ増築へ、19年度目途?隣接する貨物施設を利用 / 2018年5月 2日

(クリックで拡大) 成田国際空港(NAA)は4月27日、2019年度を目途にLCC専用の第3ターミナルを増築すると発表した。15年4月にオープンした同ターミナルの年間取扱能力は750万人に上るが、発着便数の増加により17年度は764万人が利用。すでに出発ロビーなどに混雑が生じていることから、隣接する第5貨物ビルを撤去してターミナルを拡大する。加えて現在の第3ターミナル南側に到着ロビーを増築するなどして、出発動線と到着動線の分離をはかる。

 具体的な増築規模やフロアのプラン、供用の開始時期などについては、航空会社との協議を経て決定する。撤去する第5貨物ビルについては代替施設を設ける。