ソマリアで武装グループがホテル襲撃、28人死亡 / 2017年1月26日

 アフリカ東部のソマリアで25日、武装グループがホテルを襲撃し、市民ら28人が死亡しました。アルカイダ系の過激派組織が犯行声明を出しています。

 襲撃されたのは、ソマリアの首都モガディシオにある政府関係者などが使用するホテルです。ロイター通信によりますと、最初に爆発物を積んだ自動車がホテルの入り口に突っ込み爆発し、その後、人が集まってきたところで2度目の爆発があったということです。さらに、爆発に乗じて武装グループがホテルに押し入り、治安部隊との間で一時、銃撃戦となりました。

 AP通信などによりますと、一連の爆発などにより市民ら少なくとも28人が死亡、43人が負傷したということです。

 事件後、アルカイダ系のイスラム過激派組織「アルシャバブ」が犯行を認める声明を出しています。