LCC国際線新ターミナル公開 関空 / 2017年1月19日

 関西空港で格安航空会社(LCC)の国際線専用となる新ターミナルビルが完成し18日、関係者に公開された。最新の保安設備を導入して搭乗までの手続きを迅速化。利用者が歩き回りやすくした免税店エリアも設置しており、訪日外国人のさらなる取り込みを目指す。28日に利用を始める。

 新ターミナルの名称は計画段階では「第3ターミナル」だったが、既存棟の拡張と位置づけ「第2ターミナルビル(国際線)」に変更した。拡張部分の延べ床面積は約3万6千平方メートル。11カ所の搭乗ゲートが新設され、年間285万人の処理能力を備える。

 当面は関空を拠点とするピーチ・アビエーションが使用し、3月からは中国最大のLCC、春秋航空も利用する。

 保安検査では手荷物を載せるトレーが自動で移動するなど日本初の新システムを導入し、待ち時間を従来の3分の2に短縮する。免税店エリアは開放的な空間に商品を陳列した。

 18日午前には完成を記念する式典が開かれ、約40人の出席者が神事で門出を祝った。関空を運営する関西エアポートの山谷佳之社長は取材に「欧州の空港で採用されている最新のシステムを導入した。LCCのさらなる発展につながるはずだ」と述べた。