入国審査、時短3?4割...関空など新装置が効果 / 2016年11月24日

 訪日外国人の入国審査にかかる時間の短縮を目指し、法務省が10月に関西空港などに導入した移動式の個人識別装置「バイオカート」などが一定の効果を上げていることが、同省のまとめで分かった。

 法務省は10月1日、関西、那覇、高松の3空港にバイオカート計81台を配備。入国審査官の人数や入国審査ブースの数も増やした。バイオカートはカメラなどを備えている。訪日外国人が入国審査ブースの前に並んでいる間に、指紋採取や顔写真撮影をあらかじめ済ませておけるようにし、ブースでの手続き時間を短くする狙いだ。

 こうした対策の結果、3空港とも、審査ブースで審査官が行う手続きの時間が3?4割短縮されたという。

 また、並んでいる時間も含めた全体の待ち時間にも短縮効果があった。関西空港(第1ターミナル)では、10月前半の最長審査待ち時間の平均が南北二つの審査場とも29分となった。