欧州の洪水、エッフェル塔周辺でも 死者は9人に / 2016年6月 2日

欧州北部で続く豪雨で、道路の冠水や学校の閉鎖、洪水被害などが発生し、2日までに9人の死亡が確認された。フランスでは2日も豪雨が続いている。

 ドイツではこれまでに8人が死亡、豪雨が6日間続くフランスではセーヌ(Seine)川など各地で河川が氾濫し、パリ(Paris)南部の川沿いの町やロワール渓谷(Loire Valley)を中心に数千人規模の住民が避難を余儀なくされている。

 フランスのマニュエル・バルス(Manuel Valls)首相は同日、パリの南約80キロの、ロワン(Loing)川の氾濫で住民が避難を余儀なくされたヌムール(Nemours)を視察した