日本航空、イベリア航空とも共同事業、ATIを追加申請 / 2016年5月23日

 日本航空(JL)は5月20日、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)およびフィンエアー(AY)と実施している日本/欧州線の共同事業にイベリア航空(IB)を追加するため、国土交通省に対して独占禁止法の適用除外(ATI)を申請した。IBは今年10月18日から、約18年ぶりに成田/マドリード線の運航を再開する予定で、同じワンワールドに加盟する同社とも共同事業を展開することで、事業のさらなる強化をはかる。5月20日には日西政府が、成田空港を含むオープンスカイに合意したところ。

 JLは2012年10月にBA、14年4月にAYとの共同事業を開始。日本/欧州線の直行便と、それに接続する欧州内および日本国内の路線について、共同事業を展開している。