欧州寒波、交通機関に影響広がる / 2012年2月 6日

欧州寒波、交通機関に影響広がる

ヨーロッパは強い寒波に見舞われていて各地で死者が出ているほか、交通機関などにも影響が広がっています。

イギリス・ロンドンのヒースロー空港では5日、10センチの積雪があり、およそ1300の便のうち半数が欠航となりました。また、イギリス中部の高速道路では大型車両の横転事故で100台以上の車が立往生しました。

ウクライナではここ8日間の夜の気温が氷点下33度まで下がり、低体温症状などで131人が死亡しています。政府は路上生活者のために暖房付きテントを設置するなどの対応に追われています。

ボスニア・ヘルツェゴビナでは首都・サラエボに非常事態宣言が出されているほか、雪崩などで100以上の村が孤立していて、政府がヘリコプターで物資を送ったり、病気になった人を搬送する作業が行われています。(06日09:42)